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新築戸建ては土地何㎡で買える?1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)の市区町村で価格・土地・建物の広さを比較

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65〜170㎡同じ4,000万円台の市区町村での新築戸建ての土地面積の中央値(1都3県)

新築戸建ての土地の広さは、予算と場所で大きく変わります。1都3県の売買を市区町村ごとに見ると、値段が高い街ほど土地がせまくなっていました。たとえば、売れた家の値段の真ん中が3,000万円未満の街では、土地の真ん中は185㎡でした。8,000万円以上の街では78㎡です。

3行でわかる結論
  • あなたが新築の一戸建てを考えるなら、家(建物)の広さは、多くの街で100㎡くらいです。ちがうのは土地の広さです。
  • あなたの予算が同じでも、街を変えると土地の広さが2倍以上ちがうことがあります。
  • あなたが街をしぼるなら、先に「庭や駐車場がほしい」か「通勤を優先して土地はせまくてもよい」かを決めておくと楽です。

制度は変わることがあります。手続きの前に公式情報もご確認ください。

この記事の数字について(くわしく知りたい人へ)

国土交通省の「不動産取引価格情報」を、当サイトが市区町村ごとにまとめました。家を買った人へのアンケートをもとに、国が公開しているものです。チラシの値段ではなく、じっさいに売れた値段です。

  • 地域:1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)だけです。茨城・栃木・群馬の3県は、当サイトで新築の集計をしていないので入っていません。
  • 期間:2024年4月〜2026年3月の2年分です(2026年9月30日取得)。件数を集めるため、中古の相場より長くしています。
  • 新築とみなしたもの:土地と建物をいっしょに買った家のうち、建てた年が売買の年と同じか後のものです。競売・親族どうしなど事情のある売買は除いています。
  • 法律(住宅品確法)では、新築は「まだ人が住んだことがなく、工事の完了から1年たっていないもの」です。このデータの建てた年は年単位なので、完成から1年近くたった家なども入ることがあります。
  • 国は、物件が特定されないよう場所や面積をおおまかにし、値段も細かい数字を丸めて公開しています。

出典:国土交通省「不動産取引価格情報提供制度」https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_tk5_000069.html / 国土交通省「不動産取引アンケート調査 アンケートの目的」https://e-answer.mlit.go.jp/enquete/top-index!doAnkpurpose.action / 不動産情報ライブラリ「API操作説明 XIT001」https://www.reinfolib.mlit.go.jp/help/apiManual/xit001/ / 住宅の品質確保の促進等に関する法律(e-Gov法令検索)https://laws.e-gov.go.jp/law/411AC0000000081 (いずれも2026年10月7日確認)

都県ごとの値段と広さ

建物の広さは4都県でほとんど同じです。値段が低い県ほど、土地が広くなっています。

比べたのは、新築の家の売買が20件以上あった159市区町村・16,868件です。値はすべて中央値(安い順・せまい順に並べた真ん中の値)です。都県の表は、その県の「ふつうの街」の値と考えてください。

広さは2つ使います。土地面積は、土地の広さです。延床面積(のべゆかめんせき)は、建物の各階の床の広さを足したもので、この記事では「建物の広さ」とも書きます。

都県市区町村数価格(市区町村の真ん中)土地面積(市区町村の真ん中)延床面積(市区町村の真ん中)
東京都435,700万円110㎡95㎡
神奈川県435,000万円110㎡100㎡
埼玉県443,950万円120㎡100㎡
千葉県293,700万円135㎡100㎡

当サイトの計算:各都県の比べる市区町村について、市区町村ごとの中央値をさらに並べた真ん中の値(市区町村の数が偶数のときは真ん中2つの平均)。取引全体の中央値ではありません。取引が10〜19件の20市区町村(渋谷区・台東区・武蔵野市など)は、数件で値が大きく変わるため外しました。出典:「不動産取引価格情報」(国土交通省)をもとに当サイトが集計・加工(2024年4月〜2026年3月の取引、2026年9月30日取得)。国土交通省が作成した数値ではありません。

値段の帯で見ると、土地は何㎡?

あなたの予算に近い行を見ると、土地の広さのめやすが分かります。

159市区町村を、値段の真ん中で6つの帯(グループ)に分けました。

価格の中央値の帯市区町村数土地面積(帯の真ん中)土地面積(帯の中の最小〜最大)延床面積(帯の真ん中)
3,000万円未満10185㎡140〜300㎡100㎡
3,000万円台47130㎡105〜250㎡100㎡
4,000万円台44110㎡65〜170㎡95㎡
5,000万円台33108㎡55〜135㎡95㎡
6,000万〜8,000万円未満1890㎡55〜130㎡92.5㎡
8,000万円以上778㎡65〜95㎡90㎡

「帯の真ん中」は、帯に入る市区町村の中央値をさらに並べた真ん中の値。「最小〜最大」は帯に入る市区町村の土地面積の中央値の最小〜最大。92.5㎡は、真ん中の2つの平均。出典:「不動産取引価格情報」(国土交通省)をもとに当サイトが集計・加工(2024年4月〜2026年3月の取引、2026年9月30日取得)。国土交通省が作成した数値ではありません。

値段の帯が上がるほど、土地はせまくなっています。一方、建物の広さは90〜100㎡で、帯による差は小さめです。

つまり、値段が高い街では、建物の広さはそのままに、土地をせまくして値段に合わせている形です。

同じ予算でも、土地の広さはこれだけちがう

同じ予算でも、街を変えると土地が2倍以上広くなることもあります。表の値段・土地・延床は、それぞれ別に出した真ん中の値で、1軒の家の値ではありません。

市区町村件数価格の中央値土地延床
3,000万円未満の帯
野田市96件2,900万円145㎡100㎡
加須市84件2,700万円300㎡105㎡
3,000万円台の帯
座間市70件3,850万円105㎡95㎡
熊谷市69件3,000万円180㎡105㎡
4,000万円台の帯
蕨市46件4,950万円65㎡100㎡
川口市354件4,200万円90㎡95㎡
船橋市365件4,200万円120㎡100㎡
印西市53件4,200万円170㎡110㎡
5,000万円台の帯
墨田区54件5,700万円55㎡85㎡
流山市132件5,200万円135㎡100㎡
6,000万〜8,000万円未満の帯
江東区55件6,200万円55㎡75㎡
横浜市青葉区138件6,750万円130㎡100㎡
8,000万円以上の帯
品川区96件9,600万円65㎡85㎡
世田谷区233件9,800万円95㎡95㎡

出典:「不動産取引価格情報」(国土交通省)をもとに当サイトが集計・加工(2024年4月〜2026年3月の取引、2026年9月30日取得)。国土交通省が作成した数値ではありません。価格・土地・延床はそれぞれ別に求めた中央値で、同じ1軒の家の値ではありません。

同じ街の中でも、駅からの距離などで広さは大きく変わります。

例:予算4,000万円台で、庭と駐車場がほしいなら

あなたの予算が4,000万円台だとします。上の表の4,000万円台の帯から、土地の広さを坪(つぼ。1坪は約3.3㎡)でも書きます。

同じ帯でも、値段の真ん中は4,200万〜4,950万円と差があります。

建物の広さはどこも95〜110㎡で、あまりちがいません。庭や駐車場がほしいなら、土地の広い船橋市・印西市のような街が候補になります。都心への通勤の近さを優先するなら、土地はせまくても蕨市・川口市のような街が候補になります。

このように、何を大事にするかで、候補の街は変わります。数字は売買の真ん中の値で、めやすです。「この予算ならこの街で必ず買える」という意味ではありません。

土地より建物の床が広い家が多い街(くわしく知りたい人へ)

159のうち33の市区町村では、建物の広さが土地より広くなっていました。たとえば墨田区は土地55㎡・延床85㎡、目黒区は土地80㎡・延床115㎡です。せまい土地では、階を重ねて床の広さを取っていると考えられます。ただし、データに階数がないため、何階建てが多いかは分かりません。

土地にどれだけの建物を建てられるかは、土地ごとの決まりで変わります。建ぺい率(土地のうち、建物を真上から見た広さの上限)と、容積率(土地に対する延床面積の上限)です。

自分の候補の街をたしかめる手順

次の順に見ると、予算と広さの両方から候補をしぼれます。どれも無料です。

  1. 予算を出す

    年収と自己資金(自分で出せるお金)から、予算で買える関東の市区町村をさがします。予算の逆算シミュレーションでは、毎月返せる額から値段のめやすを出せます。予算からは、税金や手数料(諸費用)の分も引いておきます。

  2. 相場ページで新築一戸建ての行を見る

    関東の相場で候補の街を開きます。「新築一戸建て」の値段と、その表の下にある延床面積・土地面積を見ます。

  3. 上の帯の表と比べる

    候補の街の値段がどの帯に入るかを見ます。その帯の真ん中より、土地が広いかせまいかを見ます。

  4. 土地の条件と災害の危険を見る

    水害や土砂くずれの危険をたしかめます。ハザードマップポータルサイト(災害の危険を地図で見られる国のサイト)が使えます。建ぺい率・容積率は、市や区の窓口やホームページで分かります。

土地を買ってから家を建てる注文住宅は、建売住宅(土地と建物をセットで売る新築の家)とは費用のしくみがちがいます。費用の目安は注文住宅の費用と坪単価を関東7都県で比較にまとめています。

まとめ

1都3県の新築戸建てでは、家の広さは多くの街で100㎡くらい(75〜115㎡)でした。値段が高い街ほど、土地がせまくなっていました。同じ4,000万円台でも、土地は65㎡から170㎡まであります。

候補の街の相場ページと予算で買える市区町村で、あなたの予算に合うかをたしかめてください。

この記事は、国が公開している売買の値段を当サイトがまとめた一般的な情報です。特定の街や物件の値段が適正かどうか、いつ・どこで買うとよいかを示すものではありません。家ごとの値段や、建てられる建物の条件は、重要事項説明などでたしかめてください。重要事項説明は、契約の前に不動産会社が物件の大事な点を説明することです。必要なら、専門家(宅地建物取引士・建築士など)の意見も聞いてください。

更新履歴(1件)

  • 知識のない人にも分かるよう、文を短くし、言葉の言い換えと具体例を足した(数字・条件は変更なし)(冒頭の3行でわかる結論、予算4,000万円台の例を追加。データの説明と床面積の補足はたたみ、表の「中央の半分」の列を省いた)

出典(5件)

表・数値は、「不動産取引価格情報」(国土交通省)をもとに当サイトが市区町村別に集計・加工して作成したものです(2024年4月〜2026年3月の取引、2026年9月30日取得)。国土交通省が作成した数値ではありません。相場データを更新したときは、この記事の表も計算し直します。

最終確認日:2026年10月7日 / 関連:関東の相場 / 年収・予算で買える関東の市区町村 / 中古マンションの相場は築年数で決まる? / 用語集「建売住宅」