この売り出し価格、高い?中古マンションの価格の目安

気になる中古マンションの場所・広さ・築年数を入れると、似た条件の過去の取引(国土交通省のデータ)から、価格の目安(中央値)と、取引の半分・8割が入る幅を出します。売り出し価格を入れると、その価格が似た取引の中で「安め・ふつう・高め」のどこにあるかが分かります。対象は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の中古マンションです。

名前や連絡先は聞きません。町名・広さ・築年数・売り出し価格は、お使いの端末のブラウザの中だけで計算し、当サイトにもほかのどこにも送りません(URL にも入れず、保存もしません)。計算のために、選んだ市区町村の計算用のファイル(係数と町名の補正の表)だけを当サイトから読み込みます。番地・建物名・部屋番号は入れないでください。

国のデータの「地区名」です(○丁目までは分かれていません)。選ぶと、その町の取引の水準で補正します。

㎡

物件の資料の「専有面積」です。15〜150㎡まで。

年

建ってからの年数です(例:2006年築なら今年は築20年)。0〜60年まで。

万円

入れると、似た取引の中でどの位置かを出します。空欄なら目安と幅だけを出します。

計算用のデータを読み込んでいます…

この目安について(必ずお読みください)

  • この数字は、似た条件の過去の取引の分布から当サイトが計算した統計の目安(推計)です。個別の物件の価値を判定するものではありません。不動産鑑定士による鑑定評価(鑑定評価書)ではなく、不動産会社が売買の相談で示す価格でもありません。実際に売れる・買える価格を保証しません。
  • 「安め・ふつう・高め」は、似た取引の価格の並びの中での位置です。物件のよしあしや、買うべきかどうかを示すものではありません。同じ条件でも、階・向き・眺め・室内の状態・リフォーム・管理の状態・売り急ぎなどの事情で、価格は大きく違います。
  • 出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(https://www.reinfolib.mlit.go.jp/)の「不動産取引価格情報」(2020年第1四半期〜2026年第1四半期の取引163,535件を使用)。これをもとに当サイトが加工・計算して作成したもので、国土交通省が作成した数値ではありません。この目安の計算は当サイトが行っており、その責任は当サイトにあります。
  • このサービスは、国土交通省の不動産情報ライブラリのAPI機能を使用していますが、提供情報の最新性、正確性、完全性等が保証されたものではありません。
  • 相続・離婚・裁判など、価格の証明が必要な場面では使えません。売買の判断は、物件の資料・不動産会社の説明・必要に応じて不動産鑑定士の鑑定評価もあわせてご確認ください。

この目安に入っていないもの

国のデータに無いため、計算に入っていない条件です。物件を見るときは、ここを自分で確かめてください。

当サイトの調べでは、築25年以上は室内の状態などで価格の差が大きく、目安の外れも大きくなります(精度の表)。

売り出し価格と成約価格の違い

この目安のもとは、実際に売買が成立した価格(国のアンケート)です。不動産サイトに出ている売り出し価格は、売り手の希望の価格で、値下げをしてから成約したり、売れ残ったりすることがあります。そのため、売り出し価格は成約した価格より高めに出ていることが多く、このチェックで「高め」と出やすくなります。東日本レインズ(不動産会社が物件を登録する仕組み)の統計では、新しく売りに出た物件と成約した物件で、㎡単価の平均に次の差がありました。

中古マンションの㎡単価の平均(東日本レインズ 2026年9月度)
地域新しく売りに出た物件成約した物件比
首都圏118.01万円81.07万円1.46倍
東京都165.25万円116.51万円1.42倍
神奈川県63.33万円60.85万円1.04倍
埼玉県47.47万円43.16万円1.10倍
千葉県42.95万円43.19万円0.99倍

比は「新しく売りに出た÷成約」で、別々の物件の集まりの平均を比べたものです。同じ物件がいくら値下げされたか(値引きの率)ではありません。地域や月によっては、売りに出た物件の方が低いこともあります。出典:東日本不動産流通機構「月例速報 Market Watch 2026年9月度」(2026年10月13日公表)をもとに当サイト計算。

値下げの幅は物件ごとに違い、この差をそのまま「値引きできる額」と考えることはできません。値段の交渉の考え方は中古マンションの値下げ交渉の進め方にまとめています。

当サイトで測った精度

過去の取引の一部を計算に使わずに残しておき、その取引を当てられるかで試しました。2025年4〜6月・7〜9月・10〜12月・2026年1〜3月の4回、毎回その3か月より前の取引だけで計算し、その3か月の実際の取引価格と比べました(目安を出さない市区町村の取引は除く)。

当サイトで測った精度(2025年第2四半期〜2026年第1四半期の中古マンションの取引。どの取引も、その四半期より前の取引だけで計算して当てた)
区分試した取引誤差の中央値±20%に入った半分の幅に入った8割の幅に入った
全体20,379件14.4%63.6%49.7%80.0%
築10年未満3,556件10.0%80.4%49.2%80.0%
築10〜25年6,996件12.1%71.4%49.4%79.8%
築25年以上9,827件19.2%51.9%50.1%80.1%

計算の方法

国土交通省の「不動産取引価格情報」の中古マンションの取引(2020年第1四半期〜2026年第1四半期の取引163,535件)から、取引の事情がある取引・住宅以外の用途・面積15〜150㎡の外・価格300万〜5億円の外・建築年が分からない取引を除きました。そのうえで、価格の対数(倍の関係で見る値)を、市区町村・広さ・築年数・取引の時期で説明する式(重回帰)を作り、町名ごとの取引の水準のずれ(取引が5件以上の町だけ、件数が少ないほど小さく)を足しています。中央値と幅は、この式で計算した値に、残しておいた取引で測ったずれの分布(築年数・広さ・町名の補正の有無で分けたもの)を当てはめて出しています。時期は、データの最後の3か月の水準です。たとえば東京23区の40〜90㎡の取引は、㎡単価の中央値がこの1年で約1割上がっており、目安は相場ページの1年分の中央値より高めになります。1年分の平均の水準で出す方法も試しましたが、次の3か月の取引に対しては「高め」と出る割合が偏ったため、使っていません。

次にやること